甑島の新たな挑戦 Road to 2030 SDGs
日笠山水産は新たな挑戦を始めます。
2021年10月1日より新商品開発事業に着手します。
学校給食への導入、きびなごを活用した常温商品の開発は日笠山の悲願でもありました。
日笠山の想いに賛同してくださった仲間と共に悲願達成を目指します。
甑島は釣り人から「聖地」と呼ばれる程、海の恵みが豊富な島です。
私たちはこの海から数々の恩恵を受けてきました。
甑島では、SDGsが提唱される遥か以前より、漁師が自主的に資源管理をしてきました。
きびなごの漁獲量が鹿児島県トップであり、日本全国でもトップクラスを誇るのは、偉大な先人達のお陰でもあります。
しかし。
この島にも、漁師の高齢化、後継者不足の波が押し寄せ、偉大な漁師がひとり、またひとりと海から去っていきます。この現実を打破したいと日笠山は考えて言動しています。
今までの漁師は美味い魚を獲る為に漁をしてきた。
これからは、美味い魚を獲り、魚を伝えていくことが必要だと考えています。
誰かにお願いをするのではなく、自ら伝えていく。
なぜなら魚を一番知っているのは私たち漁師だから。
新しい視点で。
新しい価値観で。
まったく新しいきびなごのメニューを、常温商品を開発する。
消費者に愛され、こんなメニューや商品を創っている日笠山水産で自分も働きたい。
そこまで持っていきたい。
この仲間とならできるはず。そう確信しています。
